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21 ブコビエッツの廃教会

 Bukowiec に通うバスは限られる。 駅裏から3番のバスに揺られて30分余り、
山裾の小さな村はどの季節に訪ねても移りゆく季節の驚き、喜びをくれて飽きることがない。
 広々とした丘の畑で麦や野菜を育てていたり、牛や馬を飼っていたりする家が多い。ヤギも道端近く括られていたりする。見ると、親ヤギの首にだけロープがつながっていて子ヤギは自由だ。好奇心で少しこちらによって来るのだが、すぐ怖くなって親のそばに逃げ帰る。母さんヤギは怖い顔でこちらをけん制するように睨んでいる。見ているのが楽しくてたまらない。

 降りたバス停からすぐに二つの教会が見えるが、一つはもう使われていないという。空き家になった教会を惜しんで描いている。4月の終わりごろ、この村に広い畑がある友人をたずねたついでのお昼前である。


廃教会


 少し前にも別の方向から描いたと思って見直すともうそれは5カ月も前の日付で驚かされる。
子供のころの時間が過ぎる速さと今を比べると3倍も速く感じる年齢なのだそうだ。
 よけいなお世話と言っておこう。
 去年ここで描いていた時、小さい赤茶色の犬がしきりに吠えかかってきて落ち着かなかったことが思い出される。しばらくはあやしながら付き合おうとしたがおさまらない。なんでここまでしつこいのか不思議だったが、やがて気がついた。少し離れたところで飼い主がなにやら建物の壁に張り付いて仕事中らしい。時々呼ぶ声が聞こえる。怪しい侵入者を発見した犬は飼い主を後ろ盾に多いに勇気を得て使命感で夢中になっているとみえる。犬は好きだがこんな時の犬は厄介としか言いようがない。こうも追い立てられてはどうしようもない。早々とスケッチをきりあげ退散した。


犬にほえられた

テーマ : ポーランド
ジャンル : 海外情報

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プロフィール

おてんばば

Author:おてんばば
otembaba 長浜友子
(Nagahama Tomoko )
2006年からドイツとポーランドで日本語教師。大学の学生寮になぜかひとり、昔々の女学生が・・・
2008年から野の国ポーランドに再び住み始め、スケッチと簡素な暮らしの不自由さを楽しんだり、嘆いたり。
ポーランド語訳付 tłumaczenie na język polski:Judyta Yamato

2010年10月帰国

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