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母との残り日13-ガンダムの脚

昼食時を見舞うだけの私が母にしてやれることはわずかだ。
          縮小ひるがお

 特に車椅子とベッドの間の移動はスタッフの手をどうしても借りなくてはならない。初めは押しボタンでいちいちスタッフを呼びつけるのがためらわれ自分だけでやろうとしていた。言わんこっちゃない、腰を痛めてからは頼んでやってもらうようにしている。これぞ老老介護の悲しさと嘆こうとしたが違った。ここで働く若者の多くが腰痛持ちだという。
この課題を解決する道具やノーハウが現代の日本にないはずはあるまい。利用者のベッドはすべて高さも角度も自由に変えられる機能的なベッドだ。車椅子の種類も多い。
ただ職場には組織と役割分担がありそこで働く人は時間とノルマに追われ目の前の自分の仕事をこなすのに精一杯のことが多い。給料生活をしていた頃の自分もそうだったと思い出される。
彼らはそれぞれの作業に適したベッドの高さをいちいち調節するひまさえ恐らくは惜しんでいるのだろう。二人ひと組なら楽な作業も一人で奮戦しているように見える。
下半身が不自由な人をサポートできるガンダムの脚みたいなロボットができたそうだが、むしろ介護に携わる人の腰をサポートするガンダムロボットを開発してくれないものか。

テーマ : 生きる
ジャンル : ライフ

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プロフィール

おてんばば

Author:おてんばば
otembaba 長浜友子
(Nagahama Tomoko )
2006年からドイツとポーランドで日本語教師。大学の学生寮になぜかひとり、昔々の女学生が・・・
2008年から野の国ポーランドに再び住み始め、スケッチと簡素な暮らしの不自由さを楽しんだり、嘆いたり。
ポーランド語訳付 tłumaczenie na język polski:Judyta Yamato

2010年10月帰国

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