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母との残り日20―点滴の悩ましさ

 パイプを跳ね返して迎えた新年の母の闘いは尚も続いている。
再び高熱を発したのだがそれは肺炎の悪化ではなく点滴による皮膚の炎症が引き起こしたものらしいというのだ。
 点滴治療が始まって間もなくすると腕が腫れやすくなり左腕から右腕へまた右から左と針を指す場所に苦労するようになり腕から脚へ脚からまた腕へと点滴をしやすい血管を求めてさまよい続けている。
口から食べものが取れないとたとえ点滴をしていても血管はどんどん細くもろくなってしまうものなそうだ。焦る私は昼の食事しか出されていない母に必死に食べさせようとするのだがむせてしまったりする。
口に呑みこむことも吐き出すこともできなくなると痰を吸い取るようにして取り出してもらった。以来母の食事は昼もストップしたままだ。
 そしてまたもや経管栄養に切り替えるかどうかの決断を迫られている。姉や弟夫婦と共に病院の相談室をたずねたりもした。今日は少し元気な母に持参のゼリーやおかゆ、やわらか野菜を無断でちょっと食べさせてみた。ほぼ一週間ぶりに口からおいしそうに食べた。看護士には叱られそうだが希望がまたひとつもてた。

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プロフィール

おてんばば

Author:おてんばば
otembaba 長浜友子
(Nagahama Tomoko )
2006年からドイツとポーランドで日本語教師。大学の学生寮になぜかひとり、昔々の女学生が・・・
2008年から野の国ポーランドに再び住み始め、スケッチと簡素な暮らしの不自由さを楽しんだり、嘆いたり。
ポーランド語訳付 tłumaczenie na język polski:Judyta Yamato

2010年10月帰国

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